スコッチウイスキーの市場規模

 誰でも自分に興味のある物ごと・大事な物ごとは世の中の大きな部分を占めていると錯覚しがちです。ウイスキーが好きなお客さんと話していても、どうも思い違いをしているなぁと思うことがしばしば。

昨年の統計ですが2022年のスコッチウイスキーの輸出額が初めて1兆円を超えたそうです。

輸出額は37%増、輸出量は21%増と昨対比で大幅な増加でした。

輸出先1位は2位のフランスにダブルスコアの大差をつけてアメリカ。3位はシンガポール。あんな小さい島でよく飲むなぁ。4位は台湾。これまた小さい島なのに何と日本の倍ぐらい。

「1兆円かぁ、凄いなぁ!」と感じる方もいるでしょうが、1兆円ってどれぐらいでしょうか?1兆円ってローソンの年間売上と同じぐらいです。ちょっと分かりにくいか?マルハニチロも大体同じぐらいです。こっちのほうが想像しやすいでしょうか?日本への輸出額は328億円。洋菓子でお馴染みのモロゾフぐらいです。

170ヵ国を超えて世界中で販売されているスコッチウイスキーの輸出額は、実は1企業の売上とそんな変わんないんですね。ちなみに小売り世界一のウォルマートの売上は84兆円です。

経済全体で考えると1兆円ってそんなに大きな数字ではないです。ウイスキー好きの人でも、こういう市場規模の感覚を把握していないと色々と勘違いしてしまいます。

僕もあなたも大好きなスコッチウイスキーのマーケット規模はこんな感じです。