築18年 自宅リビングのルームツアー

仕事しているとたまに、

「お店もお洒落だからマスターって自宅もお洒落にしているんですか?」

と聞かれます。
お店はコンセプトはスコットランドの田舎の小奇麗なホテルパブ、目的はお客さんのくつろげる空間作りと、やるべきことが明確なのでインテリアの構築も簡単です。
小物はスコットランドで買ってきた物やお酒に関わる物を置いておけばよいし、照明器具もイギリスのアンティークとイケアのクラシカルなデザインの物を選べばそれっぽくなります。当然、生活用品が無いので生活感も無いし、整理整頓さえ出来れば、それなりに見栄えがするようになります。

現時点での変更したい事をしいてあげるなら、味気ないロールカーテンを英国っぽい布カーテンにしたいのと、アンティークで雰囲気のあるゼンマイ式の振り子壁掛け時計が欲しいということぐらいです。でも時間ズレるの嫌なので電波時計が一番良いんですよね~。

店のインテリアは簡単でも、いざ自宅となるとそうは行きません。生活をする場所なので色々とたくさんの物があります。自分だけの空間ではなく嫁に娘にワンコもいます。嫁さんは散らかす病のうえに絶望的にインテリアセンスが皆無だし、娘とワンコはインテリアに全く興味がありません。家自体もローコスト住宅で質感低いし、今どきのインテリアコーディネーター付きでお金を掛けて建てたような家ではありません。

18年前の引っ越し当初は賃貸時代から使っていたダイニングセットや婚礼家具のカップボードをそのまま持ってきて絶望的にダサいインテリアでした。買ってもらったばかりで心情的に捨てずらかったですしね。当時はすでにインターネットはあったといえ、今よりもずっと情報が少なかったのでインテリアを学ぶ場所も機会もありませんでした。

そこからインテリアや植物の勉強をして、少しずつ家具を入れ替えアップデートしてきました。学びの場としてはYoutubeの普及の恩恵は大きかったですね。プロの解説や一般人の成功例・失敗例と色々と参考になります。

今年になって新たに数点のインテリア小物を取り入れて、だいぶ納まりが良くなってきたので、お恥ずかしながらここに公開します。リビングだけですが。犬のおもちゃが散乱しているので1分だけ片付けさせていただきました。

リビングに入った時の眺めはこんな感じです。
コンセプトはナチュラル系というか、北欧風というか、Z世代にとってはただ単に実家風かもしれません。知識のない時に何も考えずに選んだ床材の黄色っぽい明るい色のせいで家具はナチュラルカラーしか合いません。本当はもう少し濃い色の家具が好きなんですけどね。

ダイニングセット以外は全てAmazonと楽天とイケアなどネットで買ったものです。高価な物は何一つありません。ただし凝り性の性格ゆえ、こだわりは色々とあります。特にソファーはLOWYAの安物ですが、肘置きの形状が枕にして寝やすいものを厳選しました。おかげで1年の1/3はソファーで寝落ちしています。
寝心地最高。ワンコのおもちゃのボールがソファーの下に転がると、「父ちゃん、取って!」と吠えるので、ボールが入らないように足を短くしています。座り心地はやや悪化。

ソファーの脇に置いてあるシェフレラは先月の誕生日に息子から貰ったばかりのもの。背丈ぐらいに育ってくれればインテリアの雰囲気もグッと良くなるのですが2~3年は掛かりそうです。理想の樹形に整えるよう、また学ばなくてはいけません。

色々と小物を置いている一角は、壁のハロン湾の刺繡絵、ベトナム傘を被ったテディベア、蓮の描かれたボトルスタンド、針金細工とベトナム色濃いめ。全てベトナム旅行で購入したもの。ニッチにはお洒落な洋書をインテリアとして置く手法もありますが、まともに英語も話せないのにそんなトッポいことはしたくないのでコーギー関連の本ばかり。

画像外の左側の続き間の和室を除くと、LDKは16帖とあまり広くないし、床でゴロゴロしたい派なのでソファーの前にテーブルは置かず、テレビは今どき少数派の角置きです。でもこうすると床が広々とします。犬も走り回れるので大喜びです。

続き間の和室は現在は床にクッションマットを置いてお犬様専用部屋と化しています。ワンコが天国に行ったら畳を撤去して床をフローリングかタイルフロアに変えてモダンな旅館のような空間にしたいと考えています。本当はリビングと同じ洋室にしたいのですが、壁が珪藻土なので全てリフォームすると予算が上がりすぎる。ちなみに18年前、僕は和室なんか絶対に要らないと言ったのに、聞く耳を持たないわがままな嫁の要望で和室を作りました。結果、使い勝手は悪いわ、畳は変色するわ、ふすまに染みは出来るわ、なにかと最悪です。こんなんならもう少しリビング広げて玄関収納増やせばよかった。ホント和室は要らん。

夜のくつろぎモードはこんな感じ。
夜中に帰宅したらソファーに寝転がってYoutube見るのが日課です。つい先月、イケアで買った天井を照らすスタンドライトが良い仕事をしています。コイツのおかげでナチュラル系インテリアの刺し色に黒色って有効だなぁと気付いて黒い小物を追加しました。ナチュラル系インテリアでなんだかボヤっとして締まらないとお悩みなら少しだけ黒を取り入れると雰囲気が引き締まります。

我が家が変わっている点は、普通は奥さんがインテリアを選ぶことが多いと思うのですが、リビングの家具や小物のほぼ全てを旦那の僕が選んでいるということです。見えている範囲で嫁セレクトはスコットランドで買ったクマのぬいぐるみと冷蔵庫だけです。嫁が勝手に買ってきた絶望的にダサいクッションカバーやラグは討論の末、徹底的に排除しています。

しかし18年も経つとあちらこちらと痛んできます。
ドアノブは触るところだけ塗膜が剥がれています。ドアノブは当初は鏡のようにピカピカのメッキ仕上げのものでしたが、指紋は目立つわ、メッキは浮いてくるわで10年ほど前に交換したものです。それでも一番よく触るリビングのドアは結局2,3年でこうなります。
ドアや枠に嫁や子供がバッグや荷物をぶつけまくるので角が剥がれています。効率と低価格化の進み過ぎた日本の建具はビニールシートを貼っているだけなので補修が出来ません。新築のお洒落な家のルームツアーを公開しているYoutuberも10年20年後には建具の角の痛みや壁紙の傷や汚れなど色々苦悩することであろう。こういう部分も時間と共に味の出る真鍮や無垢材にしたいところですが、メチャクチャ高くなるし重くなります。

在来工法で隙間が多い我が家は寒さ対策が大変でした。配管や分電盤の隙間を絶縁パテで埋めたり、スイッチパネルの中に防気カバーをインストールしたり、昨年は内窓も設置しました。苦労の甲斐あってかなり快適になりました。昨日は暖かかったのもありますが、日中は2月というのに半袖のエアリズムコットンTシャツ一枚で過ごしていました。

今月は家中のクロスの割れ目をコーキングで補修しました。新築みたい!とまではいきませんが、家が若返ったように奇麗になりました。

キッチンカウンターの腰壁は数年前にDIYでLIXILのエコカラットに張り替えました。
我が家のレイアウトだと食事していると醤油や油を含んだタレやドレッシングなど何かと壁に散ります。ビニールクロスだと汚れがなかなか落ちないことがありますが、エコカラットはタイルのようなサラサラとした触り心地なのに、汚れがついてもウエットティッシュで拭けば完璧に奇麗になります。エコカラットは珪藻土のように消臭効果、湿度調整効果があるし、質感が高くてお洒落なのでおススメです。
家は完成したものを買ったら終わりではありません。自分と家族が快適に過ごせるようにカスタマイズとメンテナンスが欠かせません。注文住宅だと家は完全オーダーメイドで他に同じものがありません。生活スタイルだって人それぞれ。自分で学んで自分の家に適した解決法を考えなくてはなりません。大変ですが、それが楽しみでもあります。


インテリアの参考になるおススメ

チャンネル「クリエイティブの裏側」
視聴者の実際の部屋を検証して論理的な解説がとても勉強になります。なかなか見ることのない人の家のインテリアも興味深いです。

違う意味で興味深いのが捨て活動画。
インテリアを考える前にまずは物を減らすのが基本。
しかし、こんな散らかった家でどうやって生活しているのか謎。散らかっている家に限って、なぜか掃除機はダイソン率高め。なんで色々な人が捨て活動画を上げているのかと思ったら、動画で自分の部屋をさらすことによってアドバイスコメントを参考に片づけ方を学んだり、悪口コメントを読んでモチベーションを上げたりしているようです。投稿者が努力の結果、奇麗な部屋になると感動すら覚えます。
僕も死後、子供に迷惑を掛けたくないので定期的に物を捨てるようにしています。

ミニマリストの人の動画も参考になります
自分のモチベーションを上げる手助けになります。しかし超奇麗好きでキッチンに何も置いていない人とかどうやって生活しているのか不思議で仕方ありません。あこがれるけど無理です。我が家は塩、コショウ、醤油など出しっぱなしです。キッチン内は物が多くてお見せできるようなものではありません。

しかし、色々な人の動画を見ると家がスッキリしている人より、散らかっている人のほうがなんだか楽しそうです。笑いのセンスも良いし(動画のコンセプトの違いもありますが)。人間って面白い。